2020年1月18日から19日にかけての二日間、山口県下関市で第41回エンドメトリオーシス学会が開催され、教授はじめ医局員数名、産婦人科に興味を持っている学生さんと参加しました。

ガイドラインには未掲載である異所性内膜症(鼠径部)の治療方針など今後の診療に参考となるものや、遺伝子解析から疾患発症の原因を解明していくという最近の流れなど、非常に多岐にわたった内容でした。

今後の我々の臨床や研究につながる有意義な学会となりました。
夜には下関名物のふぐを楽しみ、筆者は早朝に源平合戦最後の戦いの場である壇之浦を堪能してきました。
平家物語にて「見るべきものは見つ」と平知盛は絶望の中、安徳天皇とともに壇之浦で散ったわけですが、我々は「見るべきものは見つ」…「見たいものは見れた」という前向きな気持ちで下関を後にすることができたと思います。

長谷川祐子

朝焼けをバックに撮影した源義経、八艘飛びの像