群馬大学医学部産科婦人科学教室

上海国龍病院の先生方と交流会を行いました

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6月27日に中国・上海国龍病院より5名の先生方が群馬大学医学部附属病院を訪問されました。

国龍病院では海外の治療を積極的に取り入れることを強みとしているとのことで、今回当科と周産期ケアに関して意見交換を行いたいとのご希望で交流会がセッティングされました。

国龍病院は年間5000件ほど(!!)の分娩があり、当院とは比較にならないほどの大規模な周産期センターですが、難産となる分娩が多く、帝王切開率を低下させるための取り組みを模索されているようでした。

当科からは日本及び群馬県の周産期事情や将来の展望、日本の妊婦健診の仕方や妊婦の管理方法についてお話させて頂きました。

当院での妊娠・分娩管理について、特に妊婦の体重管理の指導の仕方について、国龍病院の先生方は熱心に質問して下さいました。

妊婦の体重管理に関しては、国民性もあるので中々すぐに海外の方式を当てはめるというのは難しそうですが、何か今回の交流会がお役に立てたら嬉しく思います。他国の話を聞くのは非常に興味深く、国龍病院の先生方の積極的な姿勢に刺激を受けました。

 

上原理紗