第1回群馬県産婦人科ワークライフバランスを考える会
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4月20日に「第1回群馬県産婦人科ワークライフバランスを考える会」を開催しました。
医師不足、働き方改革、男女共同参画、ワークライフバランス・・・、流行語大賞に選ばれてもおかしくないくらい最近の医療界のキーワードとなっているかと思います。一つ前のブログで岩瀬教授が記されたように、我々群馬大学産科婦人科でも、多様な働き方を実現できるように一人一人が考えていかなくてはなりません。今回は育児中の女性医師にも積極的に参加してほしい思いがあり、キッズスペースを準備しての開催となりました。名古屋大学産婦人科の大須賀智子先生をお呼びして基調講演「女性医師の多様な働き方〜大学教員の立場から〜」では産婦人科全体や名古屋大学での現状や取り組みについて大変わかりやすい講演をいただきました。その後、群馬大学産科婦人科医会から5人のシンポジストに、「女性医師の視点から働き方改革を考える」をテーマにそれぞれの立場から生の声をご講演いただきました。飯野彩奈先生「産婦人科専門医取得前後の妊娠・出産」、小林未央先生「中堅の女性産婦人科医師の働き方」、須藤亜紀子先生「女性産婦人科医師としてのキャリアアップ」、松田知子先生「育児と産婦人科医の両立」、鏡一成先生「関連病院の医長としての女性医師の働き方」。総合討論も盛況に、閉会挨拶では群馬中央病院の伊藤理廣先生より是非とも継続的な開催をとのお言葉をいただきました。群馬県の産婦人科医療のためにも、今後も続けていきたいと思います。