2020年 必修ポリクリ修了
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2020年必修のポリクリが12月18日に修了しました。
今回の学生さんはコロナの影響で途中からオンラインに変更となり、例年とは違う内容になりました。
本来であれば、患者さんと実際に接して現場の空気を感じてもらって、手術や分娩を実際に見学してたくさんの学びを得てもらうはずでした。
それがオンライン。
「オンライン」なのに「実習」。矛盾だらけのポリクリになってしまいました。
手探りの中ではじまった実習でしたが、少しずつオンラインならではのメリットも感じられるようになりました。
今まではどうしても日々の忙しさにかまけて学生さんを「放置」させざるを得なかったことがありましたが、そういったことがなくなり、学生さんと接する時間や、メールでやりとりする時間が圧倒的に増えました。
勉強以外に、実際にどのように働いているのか、休日はどうしているのか、給料は・・・などなど、学生が本当のところで知りたい内容などざっくばらんに話すこともできました。
産婦人科の悪いイメージ…マンパワーが少なく、過酷な業務でみんな疲弊している・・・というものが少しは払拭できたのかなと思います。
興味をもってくれた学生さんは、見学など希望があれば気軽に連絡ください。
そして、スタッフは学生さんに積極的に話しかけてあげてください。
外病院の先生方は学生さんが見学に行ったら、今まで同様引き続き、かまってあげてください。
そうして、群馬の周産期にかかわる人たちが増えていったらいいなぁと思います。
1月4日からまた新しい学年の必修ポリクリ、選択ポリクリが始まります。
学生さんも、スタッフのみなさんも、来年もよろしくお願いします。