6月21日、群馬大学医学部附属病院 第１スキルラボセンターにて、午前は「産婦人科スキルアップトレーニング」、午後は「教室説明会」を開催いたしました。

午前中のスキルアップトレーニングでは、帝王切開モデルや会陰裂傷モデルを使用した縫合・結紮の練習、さらには鏡視下キットを用いた鉗子操作や子宮摘出といったトレーニングを行いました。参加してくださった初期研修医の皆さんと、当教室の医師たちが一緒になり、和やかな雰囲気の中で技術を高め合う有意義な時間となりました。参加された先生方が、産婦人科に必要な手技を体験し、「もっと知りたい」「もっとやってみたい」と感じていただけたなら、これ以上嬉しいことはありません。

午後は、関連病院の先生方による各施設の紹介に続き、シニアレジデントや中堅医師たちが、自身のキャリア形成についてプレゼンを行いました。予定していた時間を少しオーバーしてしまいましたが、それだけ熱意ある発表が続き、教室の雰囲気や思いをしっかりとお伝えできたのではないかと感じています。

今後も、スキルアップの場や情報発信の機会を大切にしながら、産婦人科医療の魅力を広く届けていけるよう努めてまいります。そして、群馬県の産婦人科医療に関わる仲間が一人でも多く増えていくことを願っています。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました！

日下田 大輔