先日、ギリシアのアテネで開催された不妊症に関する国際学会である「IFFS（International Federation of Fertility Societies） World Congress 2023」に参加して来ました。今回はその学会参加の報告をさせていただきます。

COVID-19の流行によりしばらくWEBでの国際学会が多くなっていましたが、ここ1-2年は現地開催に戻す学会が増えて来ました。大学院生の私井上と長谷川にとって初の現地開催での国際学会であり、貴重な経験となりました。質疑応答において、英語の聞き取りに苦慮する場面もありましたが、それもまた一つの学びとなりました。

また、日本の他大学の先生方と交流する機会も得られました。国際学会では日本人同士として低い垣根で接することができ、研究や臨床において貴重な意見交換の場となりました。

期間中には、短時間ですがギリシア文化に触れる機会もあり、緊張を強いられる発表や学会参加の合間でのリフレッシュの時間となりました。

医学生の皆さん！産婦人科に入局したら、是非国際学会に参加して、楽しく医師としての視野を広げましょう！！

井上の講演。座長の英語にタジタジ。

ミトロポレオス大聖堂にて。左から岩瀬先生、井上、長谷川先生。

文責：井上直紀